分数大好きを作ったのは
子どもたちが分数が苦手で、嫌いだったからです。
通分は大変で、最小公倍数で合わせる方が計算ミスが少ないのですが
「6分の1」と「8分の1」で分母を揃えて
足し算や引き算の計算することになったら
もう両方の分母をかけて、6×8で「48ぶんの」に合わせてしまう、、、、
計算が大変になって、そこで間違えて、、、、
だから本当は「24ぶんの」で合わせた方がいいのです。
しかし、間違えると
「通分嫌い!!約分嫌い!!」
「もうわからん!!!」
と癇癪を起こすのが子どもたちなのです。
そんな子どもたちの宿題を自分がやっている寺子屋ユウコチャングム
で見ながら
楽しみながら分数が克服できたらな〜と思いました。
寺子屋ユウコチャングムで宿題をみるときは
絶対にわかるまで一緒にします。
でも、普段の小学校勤務ではそこまでは出来ない現状があります。
なかなか親子で宿題をするとついつい甘えが出て、
わかるようになるまで根気よく見るのは難しいです。
どうにか楽しみながら分数を克服してほしい。
忙しいお母さんやお父さんが親子で一緒に楽しめる時間があったらいいな。
という願いも込めて作ったのが分数大好きです。
ただ、遊ぶだけで効果があるのか?
それはまだ発売したばかりで立証できていませんでした。
しかしついに、
カードゲーム「分数大好き」と学校の授業がつながる日がやってきました!
小5の生徒が通分約分を習い始めたのです。
「先生、これ分数大好きのカードと一緒じゃ!!」
彼は小5ですが、
カードゲーム分数大好きの試作品で、小4の初め頃から一緒にやっていました。
そしてこの度、学校で通分や約分を習い始めたのです。
なんの苦労もなく、すんなり入っていました。
カードゲーム「分数大好き」でやっていたので
あのカードだ!!と繋がりました。
発見できた時、小5の子はとても嬉しそうでした。
現在の6年生も分数がとても強いです。
宿題で分数が出ても嫌がることなくやって
難しいとも言いません。
答え合わせをすると、ほとんど間違いがない。
今回はパーフェクトでした↓↓
寺子屋ユウコチャングムの現在の小6の子たちは
約分と通分を習い終わってから、「分数大好き」の試作品で遊び始めました。
すると、通分と約分の意味がよりわかってきたようです。
今では、分数に対しての苦手意識もありませんし
自分はできるんだ!!という得意というよりも
自然に入っている感じです。
科学的な根拠はわかりませんが
楽しみながら勉強できたら、それが一番です。
カードゲームなので
家族みんなで盛り上がってくれることが一番嬉しいです。
現代のお母様やお父様は、なかなか子どもと遊ぶ時間がないと思うので
1試合5分で済む「分数大好き」で一緒に遊んでもらえたら何より嬉しいです。
最初は一緒にやっていても、はまった子どもたちは、
その後は子どもたちだけでやるようになるみたいです。
本日、お母様から感想が届きました。
とても嬉しいです。
「分数大好き」というキーワードが子どもたちの中にどんどん入ってくれたら
そのうち、いろんなものが大好きになってくれると思います。