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第103かわさき起業家オーディション 裏物語

かわさき起業家オーディションの2次審査だった。

優子社長の昨晩の夕食は、カツカレー。

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たまたま、カツとカレーがあり母が用意してくれた。

この夕食は優子社長を「プレゼンに勝つ」という気持ちにさせてくれた。

台風が心配で早く家を出た。

本来なら、もっとゆっくり出れるのに、、、、。

不平不満を言わないように気をつけているが

以前のコンペでも、

台風が接近していけるかどうかわからないことがあった。

初めて行く場所だから辿り着けるかが不安な上に

台風の心配もあり、心労がいつもよりも多かった。

当然、プレゼンが上手くいくかの心配もあった。

プレゼンの練習は新幹線の中と、早く着いたら審査前にやるのが頼りだった。

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普段は、合格して審査に行く時はどうにか次につなげたい!!

とワクワクする気持ちが多いが

今回は初めての感情に襲われた。

「もう逃げ出したい」

「帰りたい」

プレゼンが上手くいきそうもなくて、ナーバスになっているとかではなかった。

自信を持ったプレゼンと言えるほどまで、しっかり練習できてはいなかったけれど

納得のいく資料と10分間の内容にはできていたと思う。

いざとなったら台本を読もうと決めていたから覚えないといけない!!

というプレッシャーも特に与えていなかった。

なのに、逃げ出したくて逃げ出したくて仕方がなかった。

「なんで、私ここにいるんだろう」

↑かわさきコンペに出るためだってわかってるんだけど

「帰りたいなぁ。お母さんに電話しよっかな。。。。

でも、心配かけるな〜。

せっかくお母さんが送ってくれてでも行かせてくれたコンペなんよ」

↑新幹線代もかかっているし、帰るわけにはいかないし

どうせ帰らないってわかってはいるけど

(ちゃんと冷静に突っ込む自分もいる)

「お母さんの思いもあるし、

タカトープリントメディアさんに預かってもらっている在庫を

何とかする足がかかりになるかもしれないんだから!!」

↑でも、その両方とも無理にコンペに出ろとは言っていないし

逃げても責められることはないろう。。。。

(別に帰りたいなら帰れと言ってくれるだろうが、新幹線に乗ったんだから帰らないさ!!

ちゃんとわかっている)

やはり涙が頬をつたう。

そんでもってついには、

「足にやけどしてさ、傷が残ったらどうせもう結婚もできんのんよね」

↑あぁ、もう論点ずれているところまで考え始めてるわ

これは今、関係ないなぁと自分でも気づいていた。

完全に落ちているな〜ともわかった。

もうこうなったら落ちておこう。

優子社長はとことん落ちることを選んだ。

泣けるのも新幹線だけだし。

泣いていてもわからないし。

竹内まりや「命の歌」という曲が優子社長の頭の中に

BGMとして流れてきた。

なんでかよくわからないけど、流れてきたものを頭の中で熱唱した。

窓の外を見ながら、涙を流す優子社長。

おそらく、ここは絵になっていたと思う。

哀愁漂う、憂いを帯びた優子社長だった

しかし、誰も見ていなかった。

窓を見ていたらアイシンという文字が見えた。

バスケットチームの「アイシン」の会社かぁ

でっかいなぁ。

今年は何試合ドラゴンフライズを見れるかなぁ。

落ちていた割には、そんなことは考えられる。

「あんた、本当に単純ね!!」

と自分にツッコミを入れる余裕も何だかんだであった。

いつの間にか寝ていた。

起きたらもうすぐ品川だった。

さっきのごちゃごちゃは消えていた。

もう一度憂いを帯びた自分になってみたかったけれど、

考えても、もうどんなに悪い方向に考えても落ちることはできない心になっていた。

なんだったのかな。

(タッチの最終回で朝倉南が陥った状況だったのかな笑)

全く新幹線遅れがなかった。

台風の影響全くなくて、神様はやはり味方してくれているように思えた。

スーツケースを持って降り立ったら、

次は目的地につくことで頭がいっぱいだった。

建物に喫茶店があったので

そこで食事をとった

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カレーがおまけで付いてきた。

今回はカレーが合格の鍵なのか?!?!

喫茶店の人が今日のオーディションを受けると言ったら色々教えてくれて

「直前までゆっくりするといい」と言ってくれた。

プレゼンは予定時間より早めに始まってびっくりしたが

全力で笑いをとった(笑)

優子社長の師匠 青山コーチの教えをもとにプレゼンを一言であらわすならば

「プレゼンは笑いだ!!」

プレゼンは規定の10分内に終わって、質疑応答も無事に終わった。

次は東京の夢実現プロジェクトの林さんに会うことになっていた。

横浜のお土産も選ぶぞ!!!

と思って思い出した!!

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審査員の方に広島PRするために買った手土産!!

ダッシュで審査会場へ帰った。

優子社長は走った。右手にカープかつを、左手にスーツケース。

あれ逆だったっけ?

とにかく走った。

カープかつを渡したら

「審査終わったんですよ」と言われた。

「賄賂ではないので(笑)」と返して

今度こそ林さんとの待ち合わせに!!

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やっとホッとした。

林さんは最初のコンペの事務局の方で

たくさんのアドバイスをもらう。

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そのアドバイスを整理してまた頑張ることを決めた。

林さんが「畠山さんの頑張る姿を見て、刺激をもらった」といった。

私が勝手に頑張っていることが

誰かの力になったことに喜びを感じた。

お土産は10分で選び、

広島止まりの新幹線に乗った。

いつの間にか寝ていて終点で他のお客様におこしてもらう。

慌ててカバンを落として、ブランケットも落とし

それも拾ってもらう。

広島止まりにしていてよかった。

これは広島止まりではなかったら博多まで行っていた。

今回は

川崎へようこそ!の看板の前では写真は撮らなかった。

また最終審査で川崎に来た時に撮ろうと決めたから。

結果は明日。

本当にいつもドラマあり、涙あり、笑いありだ。

我がドラマに一点の曇り無し(笑)